福井赤十字病院 眼科
概要 福井赤十字病院 眼科
主に眼科の外科治療を柱とし、手術件数は年間院内で約4000件と北陸でも最大の規模で行っています。白内障・緑内障・網膜硝子体疾患をはじめとし、近視矯正手術(ICLなど)・涙道疾患・未熟児網膜症治療・眼形成・小児眼科・角膜移植に至るまですべての眼科手術を多数手がけています。
眼の手術はその技術の善し悪しが、術後視力としてはっきりと反映されます。最新の手術設備を整えて安全性の向上に努めておりますが、手術の際には、医師とよく相談のうえ納得して受けられることをお勧めします。
診察室は全て個室です。眼科用と病院用の電子カルテの3つのモニターを使って、検査データ、写真、所見を医師とともに見ながら診療にあたることができ、コミュニケーションの向上に役立っています。
当科では豊富な臨床データを元に積極的に論文・発表活動を行っております。
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Latin America
重要な安全情報
眼内コンタクトレンズ(有水晶体眼内レンズ)治療は強度近視の矯正に適しています。適応は-6Dを超える近視とし、-15Dを超える強度近視には慎重に適応を検討することとなっています。患者様がこの範囲の近視であれば、治療により眼鏡やコンタクトレンズ無しでの良好な遠方視力に矯正されます。なお眼内コンタクトレンズ治療は遠方の見え方を矯正するものであり、老眼を治療するものではありません。老眼鏡を既に使用していた方、又は潜在的に老眼だった方は、近くを見るのに老眼鏡が必要になります。
眼内コンタクトレンズ治療は手術療法です。手術には潜在的なリスクが伴います。リスクの詳細については、ICL認定クリニックを受診して相談することをお願いします。非常に稀ですが、炎症や角膜内皮減少、高眼圧、白内障などの合併症が起こった場合は追加の手術処置が必要になることがあります。
下記に該当する場合は眼内コンタクトレンズ治療を受けられません。
医師が眼の形状が眼内コンタクトレンズの移植に適当でないと判断した場合
妊娠中、あるいは授乳期間の女性
角膜内皮数が年齢に対する基準値を下回ると医師が判断した場合
視力が不安定であると医師が判断した場合
眼内コンタクトレンズ治療を受けるために、認定クリニックを受診して十分な検査を受け、治療の潜在的なメリットやデメリット、合併症、術後の回復期間等について説明を受け疑問点を相談して下さい。 さらに治療に関する情報が必要な場合は、こちらの安全情報の確認をお願いします。