慶應義塾大学病院 眼科
概要 慶應義塾大学病院 眼科
真に患者さんのため、患者様にやさしい眼科医療をめざして
眼は脳の出先機関といわれているほど、緻密な設計の生体部位です。外界を映す目の表面から、ピント調節のシステム、映像を脳へと伝える網膜の構造など、小さいながらも複雑で精巧な、見事なシステムを持っています。
当眼科では、これらすべての器官の専門科を備え、総合的な眼科医療を提供し、高度な医療を実現する大学病院の責務を果たしています。
また、再生医療を導入した最先端の角膜移植から、アンチエイジング医学の考えに基づいた予防的な医療まで、世界に誇れる眼科医療を提供しています。
外来では、混雑から、患者様にお待ちいただく時間などまだまだ改善すべき点もありますが、サービス向上委員会を設置するなど、一歩一歩改善に努めております。
社会から失明患者数をできる限り少なくすること、そして同時に、ドライアイや屈折矯正手術のような、生活の質の向上を目的とする医療まで「患者様の希望や生活に沿った医療」を第一の目標として、高い技術を提供できるよう、日々の診療と研究に取り組んでいます。
患者様からも、当科へのご希望やご感想、改善点など、広く声をお寄せいただければ幸いです。
写真 慶應義塾大学病院 眼科

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Latin America
重要な安全情報
眼内コンタクトレンズ(有水晶体眼内レンズ)治療は強度近視の矯正に適しています。適応は-6Dを超える近視とし、-15Dを超える強度近視には慎重に適応を検討することとなっています。患者様がこの範囲の近視であれば、治療により眼鏡やコンタクトレンズ無しでの良好な遠方視力に矯正されます。なお眼内コンタクトレンズ治療は遠方の見え方を矯正するものであり、老眼を治療するものではありません。老眼鏡を既に使用していた方、又は潜在的に老眼だった方は、近くを見るのに老眼鏡が必要になります。
眼内コンタクトレンズ治療は手術療法です。手術には潜在的なリスクが伴います。リスクの詳細については、ICL認定クリニックを受診して相談することをお願いします。非常に稀ですが、炎症や角膜内皮減少、高眼圧、白内障などの合併症が起こった場合は追加の手術処置が必要になることがあります。
下記に該当する場合は眼内コンタクトレンズ治療を受けられません。
医師が眼の形状が眼内コンタクトレンズの移植に適当でないと判断した場合
妊娠中、あるいは授乳期間の女性
角膜内皮数が年齢に対する基準値を下回ると医師が判断した場合
視力が不安定であると医師が判断した場合
眼内コンタクトレンズ治療を受けるために、認定クリニックを受診して十分な検査を受け、治療の潜在的なメリットやデメリット、合併症、術後の回復期間等について説明を受け疑問点を相談して下さい。 さらに治療に関する情報が必要な場合は、こちらの安全情報の確認をお願いします。